ポータブル電源は災害時やアウトドア、旅行などで役立つ便利なアイテムです。
特に災害時は災害の規模にもよりますが電気が使えなくなることが多いので、ポータブル電源があると被災地での避難生活を豊かで便利にしてくれるだけじゃなく精神的な支えにもなるので本当に頼れる味方になります☆
ポータブル電源は用途や必要な性能に応じて選ぶポイントがありますが、いざという時に故障して動かなかったり充電がなかった場合ただのお荷物になってしまいます💦
値段が安いものではないので、ポータブル電源おすすめは「Jackery(ジャクリ)」のような世界的にも有名なブランドの製品を選ぶ方が品質も確かで安心感があります。
それではポータブル電源の選び方や選ぶ際の重要なポイントを詳しく解説していきます。
使用目的を明確にする
容量(Wh・Ah)
ポータブル電源の容量は「Wh(ワットアワー)」または「Ah(アンペアアワー)」で表されます。
目安
- 100〜300Wh:スマホ、LEDランタン、カメラ充電など軽い用途向け。
- 500〜1000Wh:ノートPC、ポータブル冷蔵庫、電気毛布など。
- 1000Wh以上:大型家電や災害時の複数日間の備えに最適。
出力の種類と数
AC出力(コンセント対応)
・家庭用のコンセントが使用可能な数。大容量モデルは2〜3個以上あると便利。
・消費電力の大きいドライヤーや炊飯器を使うなら最大出力(W)が高いものを選ぶ。
DC出力(シガーソケット対応)
・車載冷蔵庫や一部の機器に必要。
USB出力
・スマホやタブレットを充電するため、USB-AやUSB-Cポートの数と対応規格(QC、PD)を確認。
最大出力(W)
使用したい機器の消費電力を確認し、それ以上の出力に対応したモデルを選ぶ。
- 小型家電:300〜500W程度で対応可能。
- 大型家電:1000W以上が必要になる場合も。
充電方法
AC充電(家庭用コンセント)
・最も一般的な充電方法。急速充電に対応していると短時間で充電が可能。
ソーラー充電
・アウトドアや災害時に便利。別売りのポータブル電源ソーラーパネルが必要な場合が多い。
DC充電(車から充電)
・車中泊や移動中に便利。
サイズと重量
持ち運びが前提のため、用途に応じたサイズと重量を選ぶ。
・軽量モデル(5kg以下):持ち運びやすく小型機器向け。
・大容量モデル(10kg以上):容量が大きいが持ち運びには不向き。
バッテリーの種類
リチウムイオン電池
・軽量でエネルギー密度が高く、多くのポータブル電源に採用されている。
・寿命:約500〜1000回の充放電。
リン酸鉄リチウム電池(LiFePO4)
・寿命が長く安全性が高い(約2000〜3000回の充放電)。
・少し重く価格が高め。
静音性
内蔵ファンの音が気になる場合、静音設計のものを選ぶ。
安全機能
過充電保護や過熱保護などが備わっているモデルを選ぶと安心。
ブランドと保証
信頼できるブランドを選ぶことでトラブル時の対応や品質の確保が期待できる。また、仕様の細かい部分で高品質・高機能なところが多い。
- 有名ブランド例:Jackeryなど。
- 保証期間が長いモデルを選ぶと安心感が高い。
ポータブル電源のおすすめの選び方 まとめ
使用目的に合わせて容量と出力を選ぶ。
使用目的:デイキャンプやバーベキューなどの小規模なレジャー
おすすめ機種:「Jackery Exploler100 Plus」「Jakcery ポータブル電源300 Plus」
使用目的:1泊のキャンプ、防災グッズとして
おすすめ機種:「Jackery ポータブル電源600 Plus」
使用目的:長期や大人数でのキャンプ、避難所での生活
おすすめ機種:「Jackery ポータブル電源 1000 New、または2000 New」
「Jackery Exploler100 Plus」
手の平サイズのコンパクトさが魅力☆飛行機内にも持ち込めるサイズなのでビジネスにも手軽に使えます😄
容量:99Wh(スマホ約8回の満充電が可能)、定格出力:128W
「Jackery ポータブル電源 300Plus」
こちらもリュックに入るコンパクトサイズで持ち運びが楽。毎日使っても10年間使える3000サイクルの長寿命でコスパ良しです☆
容量:288Wh(45Wの扇風機が約4.5時間使用可能)、定格出力:300W
「Javckery ポータブル電源600 Plus」
パススルー機能付き。普段から冷蔵庫に繋いでおけば、停電時に自動で冷蔵庫に電気を供給してくれます。前面にライトも付いていて夜間の使用でも安心☆こちらも10年間は使える4000サイクルの長寿命。緊急スピード充電にも対応。
容量:632Wh、定格出力:800W
「Jackery ポータブル電源 1000 New、2000 New」
大容量ポータブル電源。ほぼ全ての家電が使える出力と、大容量にも関わらずコンパクトで軽量なのが特徴。
アプリ上で電池残量や充電状況、使用可能な時間の確認やスタンバイモードの設定など遠隔操作も可能。
容量:それぞれ1070Whと2048Wh、定格出力:それぞれ1500Wと2200W
使用したい家電の消費電力をチェック。
持ち運び頻度や使用シーンに合ったサイズ・重量を選ぶ。
Jackery Exploler100 Plus=965g、12.6 x 8.65 x 8.7cm
Jackery ポータブル電源 300Plus=約3.75kg、23 x 15.5 x 16.7m
Javckery ポータブル電源600 Plus=約7.3kg、30 x 21.9 x 19.7cm
Jackery ポータブル電源 1000 New=約10.8kg、32.7 x 22.4 x 24.7cm
Jackery ポータブル電源 2000 New=約179kg、33.5×26.4×29.2cm
充電方法や出力ポートの種類を確認。
【充電方法】
Jackeryのポータブル電源は全てACコンセント、シガーソケット、ソーラーパネル(100Wまで)で充電可能。
※2000のみ400Wまでのソーラーパネルでの充電に対応
Jackery Exploler100 Plus
【出力ポートの種類】
USBタイプC×2、USBタイプA×1
Jackery ポータブル電源 300Plus
【出力ポートの種類】
USBタイプC×1、USBタイプA×1、ACポート×1、シガーソケット×1
Javckery ポータブル電源600 Plus
【出力ポートの種類】
USBタイプC×2、USBタイプA×1、ACポート×2、シガーソケット×1
Jackery ポータブル電源 1000 New
【出力ポートの種類】
USBタイプC×2、USBタイプA×1、ACポート×3、シガーソケット×1
Jackery ポータブル電源 2000 New
【出力ポートの種類】
USBタイプC×2、USBタイプA×1、ACポート×3、シガーソケット×1
安全機能やブランドの信頼性も重視。
Jackeryのポータブル電源は「5年」の保証期間があり、全て-10℃から45℃の温度環境でも正常に作動します。こういうところもかなり大事。
ポータブル電源の選び方の大きなポイントは以上です。
非常時用や被災時の防災グッズとして備える場合は起きた災害の種類や規模によるので、まだ何も起きていない状況だと「おすすめのサイズ・容量はこれ」と言い切ることができません。
被災時すぐに持って出て逃げるなら持ち運びしやすいコンパクトサイズが良いと思いますし、とりあえず避難をまずした後、家が残っていてそこから持ち出せるようなら大容量の大型サイズの方が重宝すると思います。
なのでポータブル電源を防災グッズとして持つ場合は持ち運びやすいコンパクトサイズのものと、長期間使えてたくさんの電化製品に対応した大型サイズのものを両方揃えておくのがベストです。
太陽さえ出ていれば充電が可能になる「ソーラーパネル」もあればさらに安心感が増します。
大手のメーカーはどのサイズのポータブル電源にも使える専用のソーラーパネルをリリースしていることが多いので、そういった部分も大手メーカーをおすすめする理由の1つです。
アウトドアシーンでは、例えば「キャンプでどのような家電が使いたいか?」を考えて機種を選ぶと快適さが大きく向上します😄
また、冬キャンプなどの寒い環境で使いたい場合はポータブル電源本体の「気温耐性」も大切。Jackeryのポータブル電源は-20℃の環境でもあまり放電しない仕様になっています。
こういった細かい部分でも違いがあったりするので、自分の用途や想定する使用ケースに合ったポータブル電源を選んで下さい☆